空に刻んだパラレログラム-共通ルート+ダンス・マカブルルート-

2019年10月05日

こんにちは。前回からそこそこ時間が空いてしまったかなあと、なんとなく思っております。

えるいあです。

今回はツイッターの相互フォロワーさんの中から、何人かにおススメの作品を聞いた結果この作品に手を出すこととなりました。

「空に刻んだパラレログラム」

OPをyoutubeで聞いてから気になっていた作品です。記事にはしていませんが「水葬銀貨のイストリア」をプレイしていたので、その流れでちょっとした期待みたいなものがありました。

このルートのテーマを自分なりに考えるとしたら

「何かをする理由について」

とてもめんどくさいテーマです。ちなみに作品全体としてのテーマは公式で「青春」とのことで、なるほどって感じです。納得できます。

それくさい泥臭い展開と回想の多いゲームなので、おそらく結構人を選ぶタイプのノベルゲームになります。それに展開が読みやすいのあって、それは結構致命的かなあと思います。誰の視点で話が進んでいるのか、どうしてここで回想が入るのか、考えてみると色々と考えられていて面白いです。でも、あと一歩足りない内容かなあと思います。惜しいです。個人的には気に入っているライターさんなので、次こそは。って期待してしまいますね。

話を戻しまして、まずは共通ルート部分の話を軽く・・・したいのですが、長いですね。回想が多いせいというのもあるのですが、ダンス・マカブルルートが終わってから「あ、あそこまでが共通ルートだったのか」って感じでしたね。

回想がめちゃくちゃ多いです。テンポ悪くなってない?って思わせてくるくらい多いです。ただ、その分それぞれのキャラクターたちの掘り下げがされていて、どのキャラクター達も「そこにいる理由」がしっかりしていてキャラの立て方は相変わらず上手です。

試合中でも「試合中に余計なこと考えすぎでは?」ってくらい回想が入るのでテンポは悪いです。ただ試合進行の解説だったりはしっかりしているので、どういった状況なのかはわかりやすく丁寧に教えてくれる辺り、「丁寧に見せる力」はあると思います。でも人を選ぶ見せ方だと思います。実際僕は「もうわかったから話を進めてくれー」ってなったくらいですから。

話自体は面白いものに仕上がってると思います。ただ展開が読みやすいので、とても惜しいです。個人的には試合に負けてしまうって展開が欲しかったと思うくらい。もしくは、それ以上に驚きを演出ができれば・・・と思います。

ダンス・マカブルルートも共通ルートと同じような流れで話が進んでいくので、やっぱり惜しいなあって思います。

まだ他のルートはプレイしていないので総評はしませんが、惜しいところが目立つ作品だなあって印象が目立ってしまいます。誤字だったりが結構あって、気にはならないんだけど数が重なってくると流石に気になってしまうって感じです。

今はヒロインごとのルートに期待って気持ちです。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう